NTS RW Racing GPは、2021年シーズンを戦うライダーとしてハフィス・シャーリン選手との契約を締結した。シャーリンはマレーシア出身の26歳。NTS陣営の来季のラインナップは、既に発表済みのバリー・バルタス選手とシャーリン選手の2名体制となる。

ヤルノ・ヤンセン

「ハフィスと契約できたことをとても誇らしく思います。経験と才能をともに兼ね備えた選手で、しかも性格的にも温厚で、非常に優れた人格の持ち主です。「我々は毎週レースをするたびに戦闘力を高めています。ハフィスのように優れた能力を持ち、経験も豊富な選手からのフィードバックを得ることは、今後の開発にとって非常に大きな武器となることは間違いありません。」

ハフィズ・シャーリン

「来年もMoto2クラスで戦うことができて、しかもNTS RW Racing GPから参戦できることをとてもうれしく思っています。バイクの開発が大変な労力を要する作業であることは充分にわかっていますが、だからこそ、僕はこのプロジェクトに大きな可能性を感じているのです。NTSとチームの人々は、この短期間のうちにバイクを着実に、しかも大きく進化させてきました。」

「僕の経験とフィードバックが、さらに大きなステップの一助になるのであれば、このうえなく光栄です。我々が力を合わせれば、きっと大きな仕事を成し遂げられると確信しています。僕は今シーズン、まだ最善の結果を得ることができていないのですが、それだけになおさら、NTS RW Racing GPが僕に対して信頼を置いてくれたことをとても名誉に思います」

NTS RW Racing GPは、2021年に向けた最初のテストを最終戦終了後の11月26日と27日に、ヘレスサーキットで実施する予定だ。

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)