FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)はすでに2021年のテストがスタートしている。ヘレスで開催された2日間のテストには10名のライダーが参加。初日トップタイムを記録したのはGRTヤマハのギャレット・ガーロフだった。

ガーロフはヨーロッパGPでバレンティーノ・ロッシの代役でFP1、FP2を走行し、初のMotoGPマシン、ウェットコンディション、初コースにも関わらず、堂々たる走りを披露したことで、一気に日本でも知名度が上がったであろうアメリカ人ライダーだ。

また今年からFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するチームメイトの野左根航汰は、今回が初のSBKバイクでのトラック走行となった。70周以上精力的に走行し、チームメイトが最速となったことで、大きな刺激を受けているだろう。

2番手を獲得したのはチャンピオンのジョナサン・レイ。3番手にヤマハのトプラック・ラズガトリオグル、4番手アレックス・ロウズ、5番手レオン・ハスラム、6番手アルヴァロ・バウティスタ、7番手アンドレア・ロカテッリ、野左根航汰はガーロフから2.3秒送れて10番手で初日を終えた。

(Photo courtesy of GRT yamaha)