FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するチームHRCも2日間のヘレステストを終えた。天候は晴れで気温24℃、路面35℃という素晴らしいコンディションでテストが行われた。アルヴァロ・バウティスタとレオン・ハスラムは10時から夕方6時まで走行を続けた。

チームは多くのパーツをテスト、得られたデータを持ち帰って2021年シーズンの開発に充てる。KRTは来週もアラゴンでテストを行うが、HRCはヘレスが年内の最終テストとなった。2020年シーズンはチーム体制発表、テストへの参加も送れに送れたホンダだが、2021年シーズンは万全の体制で王者カワサキに挑みたい。

時間をかけてアイテムの評価をしていた

レオン・ハスラム

「ヘレスの天候はテストには最適でした。今年は新しいチームと新しいバイク、コロナによるタイトなスケジュールなどがあり、こうしたアイテムをテスト出来ていませんでした。ですから今回はしっかりと時間をかけて、じっくりとアイテムの評価をしていました。」

「正直なところ今年のパッケージの戦闘力は非常に高いと感じます。今年の問題は十分な時間がなかったために、そのパッケージをフルに活かすことが出来なかった点なんです。テストは非常に役立ちましたし、新しいアイテムを使用して、方向性がさらに明確になりました。」

「今回のテストで電子制御、シャーシ部品など様々なテストをしました。レースタイヤを使っているにも関わらず今までよりも速いタイムで走行出来ていますし、この冬を自信を感じて迎えることが出来ますよ。」

アルヴァロ・バウティスタ

「電子制御、セットアップ、バイクの様々な部分に関して比較テストをしています。これらはレースウィークの中ではテストが難しかった内容です。多くのセットアップを比較しながら、来年に向けた開発のために多くの情報を得ることが出来ました。」

「しかし今年はコロナに予定を狂わされながらも、なんとかシーズンを終えることが出来ました。トラックで更に時間が必要なことは間違いないシーズンでしたが、改善が必要な部分はわかっています。」

「現時点でバイクは良いですが、電子制御など今の状態のままでもセットアップで改善出来る部分もあります。来年は旋回性とリアグリップの改善が必要ですが、ブレーキングと加速もまだ不足しています。とにかく今回は非常に得るものが多いテストでした。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)