レプソルホンダカラーは憧れのチーム
ポル・エスパルガロ
「レプソルカラーを身を包むのは特別なことです。今まで数多くの優勝ライダー、タイトル獲得ライダーがこのカラーに身を包んできました。栄光のカラーリングですね。まさに理想的な環境がすべて手に入ったと言えるでしょう。すべてのライダーがこのカラーで走りたいと望み、すべてのライダーが最終的にたどり着きたいと願う場所です。」
「125cc、250cc、Moto2、MotoGPで走ってきましたが、このカラーのバイクはほとんどすべてのレースで表彰台にいました。自分のゼッケンがこのカラーリングに包まれているのを見るのは信じられません。」
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「キャリアをスタートした時から最終的にどこに行きたいかを決めていました。 自分自身を試し、自分に何ができるかを知るために、ふさわしい環境に身をおきたいと思っていたんです。 そのために最高の環境は、世界で最高のチームに入ることです。世界で最高のバイクがあり、チームメイトも世界最強です。」
「自分にとってキャリア最高の状態でレプソルホンダチームに 加入することができたと思いますし、間違いなく夢に描いた状況を手にすることができたと思います。」
RC213Vの印象は驚くほど小さいバイク
ポル・エスパルガロ
「写真やビデオではそれこそ何度も見ていますが、初めて実物を近くでじっくり見ると驚くほど小さいバイクですね。これほどバイクが小さければ、自分が好きなように振り回すことが出来るでしょう。」
「自分が動き回る必要がありますが、そういうバイクが自分は好きなんです。自分からバイクにしっかりとインプットを与えて、バイクに何をするかしっかりと指示をする必要があります。時にはバイクにとって自然ではない挙動を取らせる必要も出てきますが、それが自分のライディングスタイルです。」
「ライディングスタイルとしてブレーキングも遅いですが、レプソルホンダのライダー達が皆ブレーキングをアグレッシブにしているのを見てきて、自分のライディングスタイルに非常に合っているバイクだと感じます。」
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2021年のゴールは表彰台、優勝争い
ポル・エスパルガロ
「メインのゴールは表彰台を獲得すること、優勝すること、そしてタイトル争いをすることですが、昨年より結果を改善していく必要があります。良い1年でしたが、さらに良い結果が出せたはずでした。」
「ですから今年は、更に良い結果を狙っていきます。1年目は簡単にはいかないでしょうが、レプソルホンダチームにトップ6争いをするために加入したわけではありません。このチームに来たのは最高の目標であるMotoGPワールドチャンピオンに、いつかなるためです。勝利を重ねていけばレプソルホンダでタイトルが取れるでしょう。」
トップ10を自分もチームも望んでいない
ポル・エスパルガロ
「能動的にチームに向き合いたいと思います。とにかく仕事をこなすこと、努力、情熱、このスポーツへの愛、そして何よりも結果を出すことですね。トップ10で完走することはチームが望んでいることではありませんし、自分も望んでいる結果ではありません。このチームが成し遂げてきた結果と同様の結果を残せるように、最大の力で挑みます。」
初回テストの前日はきっと眠れない
ポル・エスパルガロ
「最初のテストはナーバスでしょうね。怖いくらいです。不安で前日は眠れないと思います。自分にとって常に夢見てきた人生の大きな転換点です。初めてバイクに跨るのが今から待ち遠しいですよ。これからの自分の人生においてもけして忘れることの無い瞬間になるはずです。」
世界最高峰のライダーと競い合う環境にきた
ポル・エスパルガロ
「マルク・マルケスとチームメイトになれるということも、このチームにきた理由です。小排気量クラスでは常にマルクと戦ってきましたし、お互い楽しみながら戦っていました。彼と戦いながらライダーとして成長してきましたが、そのおかげで今の自分があります。」
「世界最高峰のライダーと競い合って走るということは、自分の成長もスピードアップするということです。成長するために必要なのは、自分と同じレベル、それ以上のレベルの選手と共にいることなんです。だからレプソルホンダに移籍したんです。グリッド上で最高のライダーであるマルクと、自分を同じバイクで比較してみたかったんです。」
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今まさに夢を叶えたと言える
ポル・エスパルガロ
「このカラーに身を包むこと、このカラーのバイクに乗ることを長年、何度も想像してきて、それがついに叶いました。本当に最高の瞬間です。夢を叶えたんです。まさに今、100%夢を生きていると言えるでしょう。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)