アレックス・ロウズは2月にトレーニング中に肩を痛めて休養をとっていた。今回のテストはアレックス・ロウズにとっては昨年11月以来はじめてのテストとなる。なお、ジョナサン・レイは既にポルティマオでテストを終えていることから 今回のテストには参加しない。
アレックス・ロウズは2021年型のZX-10RRをテストしているが、車体は過去数ヶ月にアップデートを繰り返しており、今回それらの内容の確認も合わせて行うことになるだろう。2021年型のZX-10RRは より高回転型になったエンジンと、フロント、リアでエアロダイナミクスが最適化されている。
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全長4キロを超えるヘレスはウィンターテスト開催に選ばれる機会が多いサーキットで、豊富な種類のコーナーがあることから、マシンセットアップに役立つと考えられている。なお、ヘレスで今年レースが開催されるのは9月24日〜26日となる予定で、今年のレースは5月21日にアラゴンで開幕を迎える。
しっかりテストして2021年シーズンに備えたい
アレックス・ロウズ
「この数週間は本当に辛い時期でした。早くバイクに乗りたいですね。4週間は腕を吊っていましたが、肩周りの筋肉を取り戻そうとしていました。バルセロナに拠点を構えてチームやメカニックと共に過ごせたのは大いにプラスでした。これから共にトラックに戻り、2021年に備えたいと思います。11月のテストから続くプログラムを消化したいと考えています。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)