2026年シーズンに向けた初のサーキットテストが、1月21日から22日にかけてスペイン・アンダルシア州のヘレス・サーキット(Circuito de Jerez – Angel Nieto)で実施される。bimota by Kawasaki Racing Team(BbKRT)は、レギュラーライダーのアレックス・ロウズとアクセル・バッサーニに加え、テストライダーのシャビ・フォーレスも参加し、戦闘力を増したbimota KB998 Riminiの開発を再開する。

2025年のデビューシーズンを終えたKB998 Riminiに対し、BbKRTは冬季の間に豊富なデータ解析と技術的な改良を実施。その成果を確認し、開幕戦に向けた最終調整を行う絶好の機会となる。今季の開幕戦は2月20日から22日にかけてオーストラリア・フィリップアイランドで開催される予定で、1か月後に迫る本番に向け、チーム全体が最大限のテスト効率を狙う構えだ。
ただし、ヘレス周辺は天候が不安定との予報もあり、スケジュール調整を強いられる可能性がある。コンディションの良い時間帯を有効に活用し、テストプランを柔軟に組み替える必要が出てくる。今回のテスト終了後、チームは1月28日〜29日にかけてポルトガル・アルガルヴェ国際サーキット(Autodromo Internacional do Algarve)でヨーロッパ最終プレシーズンテストを実施する。なお、伝統の公式プレシーズンテストは、開幕直前の2月16日〜17日にフィリップアイランドで行われ、WorldSBKとWorldSSPの両カテゴリーが参加予定となっている。
アレックス・ロウズ
「自分はまたKB998 Riminiで走り出せるのを楽しみにしています。この時期のテストは天候が左右するので、予報はあまり良くないですが、走れる時間を使って、まずは11月のテストで試したいくつかの項目を確認するのが最優先です。特にセッティング面でいくつか新しいアイディアがあり、クルーチーフのペレが2025年のデータを分析しながら、バイクの加速性能をもっと引き出せないか検討してくれています。ショーワから届いた新パーツや、新しい電子制御のアップデートもあります。冬のブレイク後にまずは身体を慣らす意味でも重要なテストになるので、チームのみんなと再集結して2026年シーズンをスタートできるのが嬉しいです。」
アクセル・バッサーニ
「自分たちはいよいよ2026年最初のテストに向かいます。良い形で進められるように願っていますし、チームと一緒にうまく作業できればと思います。今年の冬はあっという間に過ぎた感じですが、またバイクに乗れるのがとても嬉しいです。今回はまだ最初のテストなので、まずは再び正しいフィーリングを掴むことが大事です。その上で必要な作業を行い、オーストラリアでの開幕戦に向けてできる限りの改善を進めていきたいです。もう1か月しかありませんから、時間はあまり残されていません。」
ギム・ローダ(BbKRTチームマネージャー)
「1月のテスト、まずヘレス、続いてポルティマオは非常に重要です。なぜなら、ここで我々がオーストラリアの開幕戦で使用する多くのパーツが初めて届くからです。冬の間は、昨シーズンに試してきたアイディアや要望を基に、新たなパーツの生産に充てられてきました。昨年の10月や11月にはプロトタイプ段階でのテストを行ってきましたが、今はある程度の量が揃ってきており、これらを使って100%のセットアップ作業に取り掛かることになります。我々が求めていたすべてのソリューションとパーツから、どれだけ性能を引き出せるかが問われます。このテストはシーズン初戦に向けた準備の要となる重要な期間です。さらに、WorldSBKのライダーたちは年間を通して限られた回数しか走行機会がないため、彼らにとっても再びサーキット感覚を取り戻す良い機会になります。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。