今年で参戦26年目になるバレンティーノ・ロッシだが、何年たってもシーズン開幕には興奮すると語り、今シーズンも競争力を発揮するために全力を尽くすと語った。使用するバイクは昨年同様にファクトリーバイクで、ファクトリーライダーが受けるパーツアップデートも行われる予定のため、新しい環境での活躍を期待したい。[adchord]
フランコは良き友人でライバル
バレンティーノ・ロッシ
「何年目になってもシーズンスタートの瞬間は本当にワクワクしますよね。トラック上でみんなで並んで集合写真を撮影することもまた、これからシーズンがスタートするんだと言う実感を強く感じさせてくれます。チームを変えるのはだいぶ久しぶりのことですが雰囲気は非常にいいですね。これからレースウィークエンドに向かって楽しみです。」
「ファクトリーチームでもサテライトチームでも目指すべきは優勝ですから、プレッシャーは変わりません。違いと言えばバイクの周りにいるスタッフの人数が少ないことですが、雰囲気は非常にいいと思います。」
「フランコがチームメイトである事は非常にプラスで、彼は良き友人であると同時に素晴らしいライダーです。彼と共にチャンピオンシップに挑む事は大きなモチベーションになるでしょうね。」
[adchord]「フランコは昨年の後半に多くの人たちを驚かせた事は間違いないでしょう。継続的にスピードを発揮していましたし、レースでも3勝しています。チームメイトとしては最高ですがトラック上では相手にしたくない選手ですね。」
「今まで26シーズンを過ごしてきましたが、重要な事は目の前の状況に集中してあまり将来の事は考えないことです。26年と言うと非常に長い時間ですから自分自身も当然年をとりましたし、変化もしました。しかし、シーズン開幕の時点で初めてピットからバイクで走り出すときの感動は変わらないでしょう。今シーズン競争力を発揮することに全力を注ぎたいと思います。」
(Source: sepang racing team)
(Photo courtesy of michelin)