記録破りのカタールに続いてヨーロッパへ

ミシュラン 記録破りのカタールに続いてヨーロッパへ向かう2021年シーズンの第3戦はポルトガルのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェにて開催される。4.6kmのサーキットは9つの右コーナー、6つの左コーナーが存在。ストレートは約1kmとなる。ユニークなダウンヒルからターン1に繋がって行く様子は、ハイスピードローラーコースターと言われている。

ミシュランは今回3種類のタイヤを用意。フロントはソフト、ミディアムの左右対称コンパウンドに加えて、ハードの左右非対称コンパウンドとなり、タイヤ右側がハードタイプのもの。リアはソフト、ミディアム、ハードの左右非対称コンパウンドで、フロント同様にタイヤ右側がハードタイプとなる。
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春のポルトガルはマイルドな気候だが、大西洋に近いことから雨の可能性もある。こうした事情からミシュランはパワーレインタイヤもまたラインナップに加えており、フロント、リア共には、ミディアムの左右対称コンパウンド、リアはタイヤ右側がハードタイプとなる。

ミシュランは金曜の16日からサーキットで作業を開始、MotoGPライダー達は昨年に引き続き、このサーキットで走行するのは今年で2年目となる。土曜日はFP3、FP4と予選走行を含み、日曜日のグリッドが決定、レースは日曜13時からとなる。
ポルトガルGP

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

厳しい天候とコンディションの中で迎えたカタールでの開幕戦に続いて、ヨーロッパでのレースが楽しみです。ポルトガルGPは今回でMotoGPとしては2年目の走行となり、昨年のデータから週末に向けて適切なタイヤ選択ができています。」

「今年もまたエキサイティングなレースを期待しており、開幕2連戦に続く素晴らしいレースなることを願っています。この厳しい時期に開催されるレースを、多くのファンがTVで楽しんでくれるでしょう。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)