MotoGP2021 ポルトガルGP 予選3位ヨハン・ザルコ「マーシャルを説得して自走でピットに戻った」1台目のバイクでアタック中に転倒、マーシャルにはスクーターでピットまで戻るように言われたものの、十分に走行出来る状態のバイクだったためにマーシャルを説得。自走でピットに戻ったことで2台目のバイクで走行出来たザルコ。こうして獲得したフロントローを活かして戦いたいと語る。[adchord]

マーシャルを説得して自走でピットまで帰った

3位 ヨハン・ザルコ 1’38.991/345km/h

「アタックをしている途中でターン11で転倒してしまいました。見たところ走行に影響がなさそうでしたし、ピットに戻るにはスクーターではなくバイクで戻ったほうが早かったため、マーシャルを説得して、走行ラインに砂利を撒き散らさないように注意深く走行してピットまで戻りました。2本目の走行は素晴らしい内容でフロントローを獲得出来たんです。」

「明日はレースでも表彰台を獲得したいと思います。ペースに優れたライダーが1番に逃げてしまう可能性はありますが、自分のペースも悪くはありませんから、良いレースにできる可能性は十分にあります。明日はフロントローを活かして良い走行をしたいと思います。」
[adchord]MotoGP2021 ポルトガルGP 予選3位ヨハン・ザルコ「マーシャルを説得して自走でピットに戻った」
「ここはタフでテクニカルなトラックです。高速コーナーから、低速コーナーまでありますし、今年は昨年よりも転倒が多い印象です。ホンダのポル・エスパルガロ、中上貴晶、Ducatiのホルヘ・マルティンもそうです。そしてタイヤのコントロールも重要になります。路面のグリップは充分ですが、マルティンのケースでは走行開始直後に転倒してしまっているわけで、タイヤの温度が適正であるだけでなく、経験を使いながら走行していくことが求められます。」

「皆が高いレベルで走行していますから、その中でさらに結果を出すとなるとどうしてもプッシュする必要が出てくるわけです。ここまでレベルが高い中で戦っているので仕方ないとは言えるでしょう。」

(Source: pramac racing)

(Photo courtesy of michelin)