MotoGP2021 フランスGP2位ヨハン・ザルコ「優勝は今の走りを続けていけば、いずれ手に入る」ヨハン・ザルコは今年のカタールGPにおいて、362.4km/hのMotoGP最高速度を記録している。ご存知のように、ムジェロはホームストレート上に”ジャンプスポット”があり、その先にターン1のブレーキングはブレーキにとって過酷な場所だ。

過去にはマルク・マルケスが抜群のダートトラック走行スキルで、ターン1のエアフェンス激突を回避したのも記憶に新しい。最高速が上がるにつれて、危険性は年々上昇しているが、ヨハン・ザルコは最高速記録を破りたいと語る。[adchord]

デスモセディチのフィーリングが非常に良い

ヨハン・ザルコ

「今はデスモセディチGPのフィーリングが良く、ムジェロはDucatiの戦闘力が高いですから、自然体でリラックスして臨みますが、バイクのアドバンテージを活かしたいですね。ル・マンでは表彰台を獲得し、チャンピオンシップにおいて20ポイントを獲得することができました。ムジェロでは、他のDucatiであるペッコ、ジャックと共に、ヤマハのファビオ・クアルタラロという最大のライバルにプレッシャーをかけることが出来れば良いですね。」
フランスGP 初日総合1位 ヨハン・ザルコ「フルウェットになるならば、もう少し感覚を掴みたい」
「最高速に関しては、今の最高記録を破りたいですね。世界最高のバイクがあり、最高速を更新する準備は出来ています。もし、カタールにおける最高速記録を破ることができれば、ムジェロがトップスピードの面で最高のサーキットであることを意味しますが、これは同時にMotoGPのショーという一面においても最高の出来事で、自分にとっても実現出来れば最高にクールな出来事でしょうね。」

(Source: pramac racing)

(Photo courtesy of pramac racing)