マルク・マルケスはカタルーニャGPの中で限界で走行。そうしないと、後悔で眠れなかっただろうと語っており、今はバイクの挙動を理解する上でもプッシュするべき時だという決意を見せていた。レース後のテストでも87周を走り込み、精力的にバイクの理解を進めた。プレシーズンテストで走り込む機会がなかったことを考えると、マルクにとっては重要な機会になったはずだ。[adchord]
カタルーニャテスト 11位マルク・マルケス「タイムを求めずひたすら走り込んだ」

こういう機会が必要だった

マルク・マルケス

「87周走行したわけですが、今日はタイムを追い求めずひたすら走り込みを続けました。自分にはこういう機会が必要でしたので重要なテストでした。新しいエアロダイナミクスパッケージのテストをしていますが、シーズン中に一回だけ変更のチャンスがあります。高速サーキットでは2種類のフェアリングを持ち込んで、ホモロゲーションを取得するかも知れません。」
カタルーニャテスト 11位マルク・マルケス「タイムを求めずひたすら走り込んだ」[adchord]
「カーボンフェアリングのバイクは今後の方向性を考える上での新しい構成のバイクですが、基本的には今のバイクと大きく異なってはいません。エンジンも同じなんですが、全体のバランスなど今後を考える上で試したい内容の構成です。毎回走り出すために、今後の方向性を決めるため、セッティング変更には留まらない大きな変更を加えていました。こうする事で問題点を明確に理解しようとしています。少なくともレースよりは良い走行が出来ましたね。」カタルーニャテスト 11位マルク・マルケス「タイムを求めずひたすら走り込んだ」カタルーニャテスト 11位マルク・マルケス「タイムを求めずひたすら走り込んだ」

(Photo courtesy of HRC)