NTS陣営は堅実なスタートでさらなる改善を狙う

第7戦カタルーニャGPは、バルセロナ=カタルーニャサーキットで行われる今回のグランプリ。第4戦スペインGP(ヘレス)に続きシーズン2回目のスペイン開催になります。このバルセロナ=カタルーニャサーキットでは、NTS RW Racing GPは5月中旬にプライベートテストを実施しています。今日のレースウィーク初日の走行では、そのテストで得た様々な事柄を活かしながらセッションに取り組みました。
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金曜のフリープラクティス(FP)1回目とFP2を終えてハフィス・シャーリンは初日総合29番手、バリー・バルタスは総合28番手で終えました。明日以降の走行に向けて、さらに「宿題」を片付けてゆく、とチーム・マネージャーのヤルノ・ヤンセンは話します

「5月にこのサーキットで走行したときは、充実したテスト内容で、ラップタイムも満足のゆくものでした。レースウィーク初日はまだそのレベルに到達しているとはいえない状況なので、明日以降はチーム全員で力を合わせてさらなるタイムアップに努めます」

土曜日の走行は、現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)に40分間のFP3がスタートします。

ハフィス・シャーリン(ゼッケン55)

カタルーニャGP NTS RW Racing GP公式練習1、公式練習2レポート
(FP1-27番手FP2-27番手総合29番手)
「今日はグリップ感が充分ではなく、テストのときのようなタイムを記録することができなかった。そのテストの時に試した新しいカウルを今回のレースでは導入しているんだけど、良好な空力効果でトップスピードは向上しているし、明日はもっといいタイムを出せるはずだから、さらに集中力を高めてがんばるよ!」

バリー・バルタス(ゼッケン70)

カタルーニャGP NTS RW Racing GP公式練習1、公式練習2レポート
(FP1-23番手FP2-26番手総合28番手)
「朝のFP1はいい走り出しになって、とてもいいフィーリングでセッションを進めていくことができた。明日もこの調子でさらに改善できる手応えがあるし、タイムはもっと短縮できる自信がある。午後のFP2では速いライダーを見つけて参照することができなかったけど、明日はそこをうまくできれば、0.5秒くらいは縮めることができるはずだ。カウルも良くなっているので、あとはほんの少しの運に恵まれれば、明日の予選ではQ2に進出することも可能かもしれないね」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)