カタルーニャGPで優勝したドヴィツィオーゾ選手は、いかに小さな物事が違いを生み出すのか?という点についてプレスカンファレンスで語っています。若干精神論を含んだ内容にもなっており興味深い内容ですので改めてご紹介します。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「小さな物事が大きな違いを生み出すと言いますけど、昨年の中頃に人生について多くの事がわかったと思うと話しています。これは人生においてもスポーツにおいても異なる方法でアプローチする事に役立っており、それ以降は結果が向上してきたんです。ですからこれに関しては非常に嬉しく思っていますし、よりリラックスしていること、いくつかの事に関しての実態を理解しているという事を嬉しく思っています。」

「これらを一緒にして最大の結果を得ることが出来るんです。誰もが限界で戦う中では、小さな物事が大きな違いを生み出すんですよ。例えばFP3では自分にとってトップ10に残るのは非常に難しいことだったんです。もしあそこで上手くいっていなければ、全く別の週末になっていたでしょう。」

昨年とは小さな違いを感じていますが、それが今年大きな違いを生み出しているんです。ただ、これはいつもいくつかの物事によるんです。昨年と比較した時のバイクの違い、ネガティブな点、ポジティブな点、今年のチャンピオンシップの違い、タイヤも時には良い働きをし、時には駄目な時もあり、時にはDucatiにとって良い働きをすることもあれば、時には他のメーカーにとって有利に働く事もあります。」

「ですから、アプローチの仕方の違いが、違いを生み出すんです。ですから、そういう意味では間違いなく優勝したことは助けになりましたね。人というのは異なる物事を、異なる瞬間に理解して成熟して行くことが出来ると思うんです。小さなことですけど、これが大きな違いを生み出すんです。」

(Photo courtesy of michelin)