雨が降り出すまではマルクと共にトップで走行を続けていたアレイシ・エスパルガロだが、レースペースで考えると他の選手よりも少し劣る状況であったため、徐々に差が開いていったようだ。特にコーナー中盤からの立ち上がりで大きな差があったと語り、今後の改善が求められる。[adchord]MotoGP2021 ドイツGP7位 アレイシ・エスパルガロ「左コーナーでのトラクションがなかった」

コーナー立ち上がりで大きな差があった

アレイシ・エスパルガロ

「全体的には良いレースでした。ペースも良かったと思います。しかし、雨が降り出した後にマルクとの差が少し開いてしまいました。そこからマルクについていくことが出来なくなってしまったんです。後続の選手と比較しても0.1秒、0.2秒程度しかペースは変わらなかったんですが、ここザクセンリンクでは、その差が大きな差になります。」

「特に左コーナーでトラクションがなく、特にコーナーの中盤からの立ち上がりで大きな差が出来ていました。パフォーマンス全体としては悪くありません。出来ることは全てしましたし、表彰台付近ではゴール出来ました。しかし、未だに表彰台を狙えるポテンシャルとは言えないでしょう。残念ですがこれが現実です。しかし今週末はポテンシャルは高いことを証明出来たので満足しています。」

(Photo courtesy of michelin)