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MotoGP2021オランダGP バレンティーノ・ロッシ「2022年に弟と同じチームで走るのは難しいだろう」

VR46はMotoGPにおけるプロジェクトを昨日発表したが、チームの中心人物であるバレンティーノ・ロッシ自身は、自らの現役続行は非常に難しいだろうと語った。バレンティーノ・ロッシは今シーズンのレースで10位以内で完走したレースがなく、自身のチームについても若いイタリア人ライダーを育てるという観点からすると、自らが走るのでは意味がないという思いもありそうだ。[adchord]フランスGP 初日総合9位 バレンティーノ・ロッシ「コンスタントな走行ができていた」

現役継続はまだ決めていない

バレンティーノ・ロッシ

「現役継続に関しては、今後はヤマハやチームとの話し合いが必要で、まだ決めてはいません。今シーズンは優れたパフォーマンス、結果を求めていましたが、今までのところ良い結果が出せているとは言えません。」

「アブドゥルアジーズ・ビン・アブドゥラ・アル・サウード王子は現役継続を望んでくれています。彼は常に来年も走ってくれと言ってくれるのですが、まさかプレスリリースにまで、そのコメントを載せてくれるとは思いませんでした。」

「王子が僕と弟のラインナップを試したいと思っていることは知っています。僕も同じ考えですが、Ducatiと共にというわけではなく、自分自身のチームで弟と一緒に走ることが出来ればと思っているんです。しかし、これは非常に難しいでしょうね。」
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イタリア人の若いライダーを育てたい

「VR46が使用するバイクブランドの選定に関しては多くのメーカーと話しました。しかしチームのバイクを決定するにあたっては、優先事項をしっかりと決めて行く必要があるんです。最終的に候補に残ったのはDucatiとヤマハですが、将来的なプロジェクトを話し合った時に、Ducatiのパオロ・チャバッティ、ジジ・ダッリーニャと素晴らしい関係性であることが大きかったですね。」

「来年Ducatiは何台ものバイクを走らせますし、バイク自体の戦闘力も非常に高いんです。それにDucatiとはイタリア人の若きライダーを育てるという価値観を共有していることもあります。最終的にはこれが大きな理由となりました。」

(Photo courtesy of sepang racing team)

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