序盤ザルコのアグレッシブなオーバーテイクでコースアウト、最下位から追い上げて11位で完走したアレックス・リンス。最後尾からの追い上げを考えても素晴らしいペースがあったのは間違いない。ジョアン・ミルと共に上位フィニッシュの可能性があっただけに残念なレースとなった。[adchord]MotoGP2021 オランダGP11位アレックス・リンス「ザルコのオーバーテイクは愚かだった」

アンラッキーな週末だった

アレックス・リンス

「誰もがザルコの走りを見ていたでしょう。非常にアンラッキーな週末でした。あのオーバーテイクは予想外の動きでしたし、彼を避けるためにバイクを起こしてグラベルに突っ込みました。ラップタイムは出ていましたしペースもありました。優勝は無理でも3位か4位争いは出来たはずです。」

「ザルコは2017年にMotoGPクラスに昇格して以来、常にオーバーテイクに関してアグレッシブです。彼はタイトル争いをしているわけですから、そうした側面を考えても愚かなオーバーテイクでした。もし自分達がそのまま絡んで転倒していたら、彼にとっても大きなマイナスだったはずです。」

(Photo courtesy of suzuki-racing)