夏休み明けのオーストリア2戦のうち、いずれかにワイルドカード参戦することが期待されているダニ・ペドロサ。今まではワイルドカード参戦の意義を見い出せなかったとのことだが、細部のディティールの確認が必要なフェーズとなった今、レースで確認出来ることがあると語る。不調が続く古巣のホンダのRC213Vとの比較、かつてのライバル達との比較など、ペドロサ自身にとっても興味深いレースになるはずだが果たして。[adchord]
バイクの改善が出来ることがモチベーション
ダニ・ペドロサ
「モチベーションの源は、バイクの改善作業が出来ること、そしたライダーのパフォーマンスに寄与することが出来ることです。自分のテストの結果を元にして技術的な仕様が決定されるのも嬉しいですね。ワイルドカード参戦するとなれば、テストでは確認出来ない部分でのチェックが出来ることは間違いないでしょう。」
「KTMのテストライダーとして活動を始めた初期は、ワイルドカード参戦の意義は感じませんでした。まずはバイクのリズムを掴んでいく必要があったためです。しかし現時点では詳細部分を煮詰め初めている状況ですから、レースに参戦するのは興味深いオプションだと言えるでしょう。とは言え、本当にワイルドカード参戦するかどうかはなんとも言えません。」
(Photo courtesy of KTM, michelin)