マルク・マルケスは今回のFP1で燃料タンク、そしてシャーシのテストをしていたと考えられている。燃料タンクはロレンソが使用していたような、足で体を支えることを主眼とした形状のもので、痛めている右手をかばうためにデザインとのこと。
[adchord]FP3は本来は予選に向けて、レースに向けてセットアップを進めなければならないが、現状抱えているホンダの問題解決のために新型パーツのテストを続行すると語る。セッション中に換装が難しいと語っていることから、フレームに関して様々なテストをしていることは、ほぼ間違いなさそうだ。
FP3も新パーツのテストは継続する
マルク・マルケス
「今回のセッションで何をテストしていたのかは教えられません。先週のバイクと基本的には一緒ですが、中身が少し違います。午後は雨のせいでしっかりとしたテストが出来ていませんけどね。明日はレースに向けてしっかりとセッティングを作らないといけませんから、テストをしているどころではないんですけどね。いずれにしてもテストは継続していきます。」
「予選は特に重要ですね。スタート直後のターン1は非常に難しくて、他のライダーとの接触もありえます。しかし、フロントでスタートすればこういった問題もありません。FP3ではまだ試すべき内容があるんですが、タイムアタックがしっかり出来るかなんとも言えません。新しいパーツと共にバイクが機能しなければセッション中に変更は出来ませんが、今はこの大きな変更をもたらすパーツを試す必要があるんです。」
(Photo courtesy of michelin)