ポル・エスパルガロはポールポジションからスタート。序盤はトップを走行し、アレイシ・エスパルガロと共に走行を続けたが、ファビオ・クアルタラロに抜かれた後は徐々に順位を落としていった。リアソフトタイヤのグリップがなくなっていったことが直接的な原因としているが、レース自体はトップ走行を楽しんだと語る。最終的には5位での完走となったが、ホンダとしては最高位、自身もホンダ移籍後のベストリザルトとなった。[adchord]
アレイシを祝福したい
ポル・エスパルガロ
「表彰台争い、優勝争いをずっとしたいと思っていましたから、レースを楽しむことが出来ました。今回はリアソフトを選びましたが、ホンダはミディアムリアで走行するのは不可能と言える状況でした。確かにソフトリアでしたから限界は来てしまったんですが、それまでは十分に戦闘力を発揮することが出来ました。終盤はリアの右側が終わってしまいましたけどね。」
「もちろん最後までトップ争いをしたかったですけどね。こういう状況で走行するのは久しぶりでしたから、楽しむことが出来ました。アラゴンは昨年素晴らしいレースをしていますから、昨年の結果を繰り返したいと思います。」
「アレイシと表彰台争いを出来たことは本当に嬉しいことですし、今回のアレイシの表彰台獲得を誇りに思います。自分もKTMで同じようにバイクを開発して表彰台を獲得しましたから、彼の苦労がよくわかります。厳しいトレーニングを重ねてきての結果ですから、彼のためにも、アプリリアのためにも本当に喜ばしい瞬間だったと思います。」
(Photo courtesy of michelin)