全てのレースで常に全力を尽くしてシーズンを走りきったと語るジョナサン・レイ。惜しくも最終戦インドネシアでトプラック・ラズガトリオグルにタイトルを明け渡したが、最後の最後まで息をつかせぬレース展開を見せてくれた。未だ衰えを知らぬ6度のチャンピオンであるジョナサン・レイは、来年はタイトル奪還に燃えて挑んでくるはずだ。
最大の力でレースをしてきた
ジョナサン・レイ
「最高のレースが出来ました。FP1から厳しい状況だと思っていましたが、そこから巻き返してドライ、ウェット両方のレースで優勝することが出来ました。特にレース2に関しては現地のファンのためにもレースを開催出来てよかったですね。レース運営側がレース2の激しい雨のあとに開催を宣言してくれたのは嬉しかったです。」
「レース2ではトプラックもスコットも非常にスピードがあっての状況でしたが、彼らが速い部分は理解出来ていましたから、失うものはない覚悟で挑みました。今回のレースでは自分の走りにしっかりと満足して家に帰りたいと思っていました。今年に関しては一点の悔いもありません。」
「出来る限りの最大の力でレースをしてきました。全てのレースに全力を尽くしたと言えるでしょう。そしてその中でチャンピオンになったとプラックには、素直に賛辞を送ります。今年彼とチームは信じられないようなシーズンを送りました。本当に彼は今年早かったですよ。」
(Photo courtesy of KRT)