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ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)史上初のバイクによる南極走破に成功

ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)は、アドベンチャーバイクの「Himalayan」で南極点を目指すプロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」を無事成功させ、歴史に名を刻んだ。この試みは、ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)のビジョンである「Pure Motorcycling(純粋なモーターサイクリング)」へのコミットメントを改めて表明するとともに、これまでモーターサイクルの歴史を作り上げてきたライダーや冒険家たちへの敬意を表したトリビュートプロジェクトとなる。ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)史上初のバイクによる南極走破に成功[adchord]

このチャレンジに挑戦したのはロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)のライド&コミュニティ部門リーダーであるSanthosh Vijay Kumarと、製品開発部門のシニア・エンジニアであるDean Coxsonを含むチームだ。

チームは2021年11月26日に南アフリカのケープタウンを出発し、南極のノボ(Novo)に到着したあと、4日間の高所順応、物資の積み込み、装備やモーターサイクルのチェックを行った。チームはノボから9日間かけ、気温-30〜-25度、風速60kmという極限の気候条件の中、ロス棚氷に向かって3,200kmの距離を走破した。

大陸の最南端に位置するロス棚氷は、南極点を目指すライダー達の出発地点として指定されていたが、予期せぬブリザード発生のため、南緯86度ではなく87度からスタートするコースに変更してチャレンジがスタートした。

途中、道路の寸断や迂回といった予期せぬ事態も乗り越え、チームは12月16日に無事南極点に到達した。現在チームは南極大陸西部のユニオン氷河に向かっており、そこからチリのプンタ・アレーナスへ飛び立つ。

今回のプロジェクトで使用したHimalayanは、ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)が自社で改造。南極の過酷な環境下で雪や氷をも走行できるように機能アップを図ったもの。南極まで圧雪されたコースを走行することで、モーターサイクルと雪の抵抗を減らし、排出ガスを極限まで抑制してチャレンジが行われている。
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なお、ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)は今回のチャレンジで、雪で消えてしまうタイヤ痕以外は何も痕跡を残さぬよう配慮している。これはロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)が掲げる「#LeaveEveryPlaceBetter(あらゆる場所をより良くする)」というイニシアチブに基づき、チームは人間の排泄物を含む全ての廃棄物を持ち帰り、適切に処理することを徹底している。

(Source: Royal Enfield)

(Photo courtesy of Royal Enfield)

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