マルク・マルケスがオンロードサーキットで走行するのは2021年10月24日のエミリア・ロマーニャGPで優勝して以来初めて。マルク・マルケスは合計65周を走行し、2022年のMotoGPシーズンに向けて状態の確認を進めることが出来た。
問題の複視は改善しているようで、症状の回復具合については楽観視して良さそうだ。この後は2月に開催されるセパンでの公式テストへの参加をいよいよ見据えた準備を進めていくことになる。[adchord]
安心してライディング出来た
マルク・マルケス
「ひとまずサーキットに戻ってこれたこと、そしてモトクロスで感じた感覚をロードバイクでも確認できたことが本当に嬉しいです。ライディング中に視界に違和感はありませんでしたから安心してライディング出来ました。」
「ポルティマン(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)は最高速度300km/h程度、アップヒル、ダウンヒルもありますから、ここで良いフィーリングで走行出来たことは重要です。」
「ロードバイクは長い間乗っていなかったので、フィジカル面で少し不足していることは明らかですが、いつもどおりのプレシーズンを過ごせていないので仕方ないことです。」
「モトクロスバイクをライディングした時と同じようにポジティブな感触を得ていますし、走っていてスピードを気持ちよく感じることが出来ました。セパンテスト開始まで2週間ありますから、フィジカル面の準備とバイクのトレーニングを強化したいと思います。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)