Pata Yamaha with Brixx WorldSBKとしては2年目を迎える今年、ライダーは昨年同様に昨年チャンピオンのトプラック・ラズガットリオグル、そしてアンドレア・ロカテッリで挑む。[adchord]
2021年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したロカテッリは、WSBKクラス参戦1年目から高いパフォーマンスを発揮。表彰台を4回獲得するなど最終的にはランキング4位でシーズンを終えた。
今年のYZF-R1はライダーズチャンピオンシップ、マニュファクチャラーズチャンピオンシップ、チームチャンピオンシップを防衛するために、冬の間、さらにパッケージを熟成させてきた。今年はエンジン、シャシー、エレクトロニクスなど様々なコンポーネントが改良され、充実したレース用パッケージとなっている。
パタ・スナック(Pata Snack)は、今年で7年連続でタイトルスポンサーを務め、財務ソフトウェアのブリックス(Brixx)も引き続きスポンサーとなっている。バイク事故管理のMcAMSもチームのプライマリーパートナーとなり、共にタイトル防衛に挑む。[adchord]
今年の開幕戦は4月8日〜10日にかけてスペインのモトランド・アラゴンで開催される。チームは開幕戦の前に開催される4月4日、5日の公式テストで、シーズン開幕に向けて最後の調整を行う。
ポール・デニング Pata Yamaha with Brixx WorldSBKチーム代表
「2022年シーズンに向けて新しいヤマハWSBKカラーを披露出来ることが嬉しいですね。今年はディフェンディング・チャンピオンとして、特別な思いでレースに臨むことになります。」
「しかしいつもどおり目標は変わらずベストを尽くしたいと思います。トプラック・ラズガットリオグル、ロカテッリは冬の間しっかりと準備を進めてくれました。ヤマハのエンジニア達も全力で取り組んでくれています。」
「プロジェクト全体としては、Pata SnackやBrixxをはじめとするロイヤルパートナーのサポート、McAMS、Hel Performance、Corpayのサポートレベルの拡大、Pro-BoltやOUTDOとの新しいパートナーシップ、BMP Tappi、Semakin di Depan、Yamalube、Akrapovic、Breeze Motor Group、多くの技術パートナーや長年のサプライヤーのサポートに大変感謝しています。」
「こうした手厚いサポートがなければ、我々はこの場所にいないでしょう。2022年は再びタイトルに挑戦し、パートナーとヤマハ・ブランドを代表するために全力を尽くしたいですね。」[adchord]
トプラック・ラズガットリオグル
「冬の間にチームは本当に素晴らしい作業を進めてくれました。新しいR1は最高の見た目ですし、新しいシーズン開幕が待ち遠しい気持ちです。いつもどおりチャンピオンシップへのアプローチは変わりません。全てのレースで優勝を目指すこと。これが変わらぬ目標です。」
「バルセロナで再びバイクの乗ることが楽しみですね。レースパッケージの改善に尽くしていきますし、アラゴンとポルティマンで良いテストが出来ていたので、これを引き継いでいきたいですね。」
「2022年に自分達のレベルを確認するのが楽しみです。しかしPata Yamaha with Brixx WorldSBKとしての最終的な調整をしっかりしていくことが何よりも重要です」
アンドレア・ロカテッリ
「再びレースが出来ることが楽しみです。ヤマハと共に高い目標を掲げています。自分自身も経験が増していますし、毎回全てのレースで表彰台を狙っていきます。良い形でシーズンをスタートしたいと思っていますし、これは開幕戦から最終戦まで変わりません。」
「昨年は素晴らしい1年でしたが、今年はさらに成長していきたいですね。2022年のR1はさらに素晴らしい見た目になりました。新しいカラーリングと新開発のパーツも装着しています。これからパッケージを確定させていきたいと思います。ヤマハも素晴らしい作業をしてくれていますから、今年開幕に向けて準備は万端です。」
(Photo courtesy of yamaha-racing)