チームHRC カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテストを終了

チームHRCのイケル・レクオナ、シャビ・ヴィエルへはカタルーニャ・サーキットにおいて、2日間のテストを終了。ドライコンディションは初日と2日目の半分ほどとなり、昼過ぎには雨が降り出すコンディションだった。両ライダー共にFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)は今年からのチャレンジとなり、予選タイヤを使用した2人のタイムは総合3番手、総合10番手となった。

2日目のレインコンディションではシャビ・ヴィエルへが転倒。結果的にシャビ・ヴィエルへは肋骨を骨折。開幕に向けてすぐにリハビリと理学療法をスタートする。チームは翌週も開幕の舞台であるアラゴンで最後のプレシーズンテストに参加する。[adchord]チームHRC カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテストを終了

イケル・レクオナ

「初日はこのバイクでモンメロ・サーキットに適応する作業を進めています。ブレーキング、コーナリングスピード向上を目指し、あらゆる面でセッティングを進めました。ヘレスやポルティマンとはフィーリングが違っていますし、天候もこれまでのテストのときほど良くはなかったんですがが、懸命にマシンを仕上げています。」

「これまでとは異なるこのカテゴリーに適応するために、電子制御の作業も進めています。タイヤのことも理解しなければいけませんが、少しづつ前進しています。テスト走行ごとにマシンのフィーリングは良くなっていますし、チームはいつでもサポートしてくれます。」

「土曜日は午前中のセッションがドライになったことで、セッティングの微調整を行い、ソフトタイヤを履いてフライング・ラップを記録しました。ラップタイムには満足していますが、レースではスタートからゴールまで速く走行しなければいけません。」[adchord]チームHRC カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテストを終了

「ランチ後に雨が降ってきたので、午後はウェットタイヤとウェットセッティングについて学ぶ良い機会になりました。改善の余地は沢山あるので、これからも継続して作業を進めていきます。シーズンを通じて改善を続けるためにベストを尽くしたいですね。」

シャビ・ヴィエルへ

「今回のテストにおける転倒は本当に残念で、ポジティブばテストセッションの最後に転倒してしまいました。昨日は久しぶりの好天に恵まれ、最大限にコンディションを生かして走行することが出来ました。モンメロはホームコースのようなものですが、このCBRでは新しいコースです。」チームHRC カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテストを終了

「今回の目標はバイクに自信を持ち、セッティングの改善点を把握することでしたが、2日間の走行を通してリズムをつかみ、多くの情報を収集して前進しています。」

「土曜日の午後はコンディションが悪化し、昼過ぎには雨が降ってきました。レインセッティングやウェット用のピレリ・タイヤの調整を行って走行しましたが、残念ながら転倒してしまい怪我を負ってしまいました。できるだけ早くコースに戻れるよう、すぐに理学療法とリハビリを開始します。」[adchord]チームHRC カタルーニャ・サーキットでプレシーズンテストを終了

(Photo courtesy of HRC)