リヴィオ・スッポがチームマネージャーに就任したことで、Team SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)の未来は当時は順風満帆に思えた。しかし、まさかの2023年末でのMotoGP撤退を受けてか、チームの成績は低迷。2人のライダーも苦戦が続いている。
2023年はリンスはLCRホンダ、ジョアン・ミルはレプソルホンダへの移籍が噂されているが、チームスタッフは来年の働き先が確約されているわけでもないようだ。スッポはドルナとスズキの交渉については情報を与えられていないようで、2023年にスズキがいかなる形でもMotoGPパドックに残る可能性がないと語る。[adchord]
何よりもチームの皆に感謝したい
リヴィオ・スッポ
「4年ぶりにパドックに戻って来れた事は私自身非常に嬉しかったですし、チームも歓迎してくれました。ポルトガルではアレックス・リンスがチャンピオンシップをリードしていましたし、状況は非常に良かったんですが、その時点で今年限りで参戦中止ということを知ったわけです。」
「何よりもチームの皆に感謝をしたいと思いますが、彼らは参戦中止のニュースにもかかわらず全力を尽くして作業続けてくれています。チームの雰囲気も非常に良いですし、彼らが来年も仕事を続けることができるように努力を続けているところなんです。」
「2人のライダーのパフォーマンスが今回のニュースに影響受けていたかどうか分かりませんが、2人ともマシンに関してテストで良い方向性を見つけています。」[adchord]
「ドルナとスズキがどのような交渉をしているか私にはわかりませんし、語る資格もありません。確かなことは、いかなる形であってもスズキが2023年にパドックに残る可能性はないということです。」
(Photo courtesy of suzuki-racing, michelin)