海沿いで天候が変わりやすいフィリップアイランドは強風でも有名だ。今年のオーストラリアGPでは、こうした強風による走行安定性に関する悪影響を懸念して、サイドフェアリングを外しても良い特別ルールが適用されることになった。なお、取り外す場合は、すべてのパーツを外すことが条件となる。[adchord]
サイドパーツを外すことを許可する
ダニー・アルドリッジ
「通常シーズン中のエアロボディの変更は出来ません。許されているのはシーズン中1度のアップグレードのみです。しかしフィリップアイランドは風が強いことで有名なトラックですから、サイドパーツを外すことを許可しています。」
「これは安全性の理由からです。しかしこのサイドパーツに関しては外すのであれば、全てを外すことになります。Ducatiを例に取ると、もしサイドパーツを外すのであれば、トップ、ミドル、ボトムすべてのサイドパーツを外す必要があります。また、フェアリングのプロファイル自体はホモロゲーションに従っている必要があります。」
「今回はフィリップアイランドに限った話ですが、シーズン中に極端な風の影響があるサーキットが出てきた場合は、例えばそれがバレンシアであったとしても、サイドパーツを外すことを許可しようと思っています。」
(Photo courtesy of Ducati)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
