オーストラリアGP 決勝レース後の表彰台獲得3選手のコメント MotoGP2025

優勝を果たしたラウル・フェルナンデスは、長年の努力と彼を支え続けたチームへの感謝を胸に、リアタイヤを巧みに温存しながら最後まで安定したペースを維持して勝利を掴んだ。2位のファビオ・ディ・ジャンアントニオは予選での失敗を悔やみつつも、数々のオーバーテイクで表彰台争いに食い込み、激動のシーズンでも諦めずに挑戦を続ける姿勢を見せた。3位のマルコ・ベッツェッキはダブルロングラップペナルティーという逆境を乗り越え、好スタートから表彰台まで辿り着いた走りに、チームと彼をサポートする皆への感謝を語った。

キャリア初のMotoGPクラス優勝

優勝ラウル・フェルナンデス

「信じられません。この場所で多くの時間を過ごしてきましたが、常にチームが信じてサポートを続けてくれました。彼らのハードワークに感謝しています。良いペースを最後まで維持出来たと思いますし、リアタイヤを温存することが重要でした。 終盤は難しいと思っていましたからね。最後の5周は長かったです。チームと家族、サポートしてくれる皆に感謝したいと思います。」

予選で台無しにしてしまった

2位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

「素晴らしいレーストラックですよね。ここでレースをする際は常に素晴らしい瞬間があります。優勝の可能性もあったと思いますが、予選で台無しにしてしまったと思います。多くのオーバーテイクもあって良いレースでした。最後はラウルに追いつこうとしましたが難しかったです。ローラーコースタのようなシーズンですが諦めずにプッシュしていきます。」

表彰台を獲得できるとは思わなかった

3位マルコ・ベッツェッキ

「本当にタフでした。ペナルティーもあって難しいレースになりました。今日は良いスタートからギャップを作ることができました。ペナルティーもあったので良い走りをすることが重要でしたし、表彰台を獲得できるとは思っていませんでしたね。チーム、アプリリア、アカデミーにも感謝したいです。次のレース前に体を休めたいですね。」