フランチェスコ・バニャイアは今週末のマレーシアGPで初めてチャンピオンシップ優勝のチャンスを迎える。ドイツGP終了後には91ポイントもの差があったファビオ・クアルタラロとの差は現状14ポイントのリードへと変わっている。残すレースは残り2戦となるので、マレーシアGPを終えてファビオ・クアルタラロとの差が25ポイント以上あれば、フランチェスコ・バニャイアのチャンピオンシップ優勝が決定する。
ざっと計算すると、ペッコがマレーシアGPで優勝し、ファビオが4位の場合はポイント差26ポイントでペッコのチャンピオンシップ優勝が決定。しかし、ペッコがマレーシアGPで2位だった場合、ファビオが8位になって初めてポイント差が26ポイントとなる。ペッコは今週末優勝を狙っていけば、高い確率でチャンピオンシップ優勝が決定するが、2位の場合はファビオ・クアルタラロが苦戦しない限り今週末でのチャンピオンシップ優勝は難しいだろう。[adchord]
アプローチは変わらない
フランチェスコ・バニャイア
「マレーシアでレースが出来るのは嬉しいです。フィリップアイランドと比較すると気温は暖かくトロピカルウェザーでしょう。そうなってくるとレースがドライ、ウェットいずれになるかの予想は難しいです。」
「フィリップアイランドでは優勝を狙っていきましたが他のトラックよりも苦戦しました。マレーシアは自分達にはフレンドリーなトラックですから、コンディションに関係なく良いレースが出来ると思います。現時点でチャンピオンシップで1位ですから、今まで以上に集中していきます。しかしアプローチは変わりません。決勝で最大の力を出したいと思っています。」
(Photo courtesy of michelin)