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ラズラン・ラザリ 2023年はバレンシアテストから良い感触を得ている

2023年シーズンをすぐにスタートしたい

RNFレーシングのラズラン・ラザリにとって2022年はヤマハと共に過ごした最後のシーズンとなったが、同時にアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダリン・ビンダーと最後に過ごしたシーズンとなった。2022年はヤマハのマシンのパフォーマンスを発揮することに苦戦、シーズンを通じて結果を残せずに終わったが、2023年はアプリリアのRS-GPと共にミゲル・オリヴェイラ、ラウル。フェルナンデスを要して戦う。[adchord]

ラズラン・ラザリ

「RNFレーシングとして大きくアップダウンがあり、ダウンが大きい1年でした。結果が出ないことの中でアンドレア・ドヴィツィオーゾの早期引退にもつながってしまいました。ライダーがシーズン途中で引退してしまうのは良いことではありませんからね。スポンサー、パートナーに対しても申し訳がないものです。」

「しかし、その後の6戦はカル・クラッチローが共に戦ってくれ、彼の活躍は想像を超えていました。カルには感謝していますが、ドヴィツィオーゾにも同様に感謝しています。ダリン・ビンダーはMoto3からジャンプアップして参戦したライダーですが、彼はMotoGPライダーとしてやっていけることをいくつかのレースで証明することが出来ました。しかしチーム自体がメーカーを変更することもあって、彼を継続して起用することは出来ませんでした。」

「今までのチームの流れを考えても競争力を発揮出来る1年もあれば、今年のようにうまくいかない1年もあります。過去にはヤマハのバイクの競争力に満足していましたが、来年からはアプリリアと共に戦います。チームとしては、大きなスポンサーに年度を超えて継続してもらうことが最大の山場でしたね。」

「2023年はバレンシアテストですでに良い感触を得ています。アプリリアレーシングと共に最高のディナーを共にして、チーム同士の距離が一気に近くなりましたね。テストの間もエンジン、サスペンション、テクニカルサポートを含む素晴らしいサポートをしてくれ、テストがスムーズに進むように協力してくれました。」

「テストではミゲル・オリヴェイラが4番手、ラウルは2022年に厳しいシーズンを過ごしながら、良い形でテストを終えました。こうしたこともあって、2023年シーズンをすぐにスタートしたい気持ちでいっぱいです。来年はスプリントレースもありますし、インドでカザフスタンでのレースも予定されていますからね。」

(Photo courtesy of michelin)

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