レインコンディションでのレースとなったフィリップアイランドのレース1で優勝したのはアルヴァロ・バウティスタだった。序盤レースをリードしたのはジョナサン・レイで、スタートから後続に差をつけてレースを展開、バウティスタがこれに続く形だった。しかしレース中盤からバウティスタが徐々に追い上げ、ジョナサン・レイを追い抜く。[adchord]

バウティスタはその後激しいスライドで危うい場面があり、ジョナサン・レイに追いつかれるも、その後さらにジョナサン・レイを引き離す走るを見せて、最終的には3秒以上の大差をつけて優勝。ジョナサン・レイは続いて2位となった。3位になったのはトップ2人の後を追って走行したトプラック・ラズガットリオグル。決勝ではしっかりとスピードを見せて昨年同様のトップ3争いという構図は変わらなかった。

今年はテスト、そしてレースウィークでも存在感を発揮しているロカテリは4番手。ドライでは苦戦していたバッサーニが5番手となった。6位はホンダのイケル・レクオナ、7位ビエルへ、8位は今回がWSBKデビューとなるダニーロ・ペトルッチ、9位にBMWのスコット・レディングとなった。10位は同じくBMWのギャレット・ガーロフとなった。