アプリリアのアレイシ・エスパルガロはポルトガルテストで発生した腕上がりの解消のため、バルセロナで腕上がりの手術を行った。月末に開幕を控える中、開幕戦から12日前に急遽の手術となった。[adchord]

腕上がりは正式名称として慢性労作性コンパートメント症候群と言われるもので、解消には内圧の上がっている筋区画の筋膜をスリット状に切開して、内圧を開放することで行われる。開幕戦にどの程度の痛みが残るか定かではないが、長いシーズンを考えると手術を行うべきは確かに今だったと言える。

問題は開幕に本当に回復が間に合うかという部分だが、開幕戦を見越して手術を行っていることを考えると、なんとしても開幕には間に合わあせてくるものと思われる。

(Photo courtesy of michelin)