通常は苦戦するというCOTAで調子が良かったアレイシ・エスパルガロだったが、スタートからライドハイトデバイスが低い状態のままで固定されており、ターン12でフロントを失って転倒、リタイアとなった。今シーズンは昨年と異なり、チャンピオンシップ争いに参加出来ない状況が続いているが、フランチェスコ・バニャイアも今回はDNFとなりチャンピオンシップリーダーはマルコ・ベッツェッキという状況だ。ヘレスから悪いトレンドを断ち切って前進していきたい。

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優勝争い出来るポテンシャルがあった

アレイシ・エスパルガロ


「スタート自体は良かったんですが、ライドハイトデバイスが低いままで苦戦しました。トラックの前半はずっとこの状態で走行しており、ターン12でスロットルを開けた時にフロントを失いました。今日はラウルも同じ問題が起きていたようで、アプリリアはこの問題を解決する必要があります。」

「なぜこの問題が発生するかわかっていませんが、トラックの温度が高いと発生する頻度が高いようですが、昨日の走行では発生しませんでした。今回はいつも苦戦しているCOTAで優勝争いするポテンシャルがあっただけに非常に残念です。」

「今シーズンは昨年よりも自分自身調子が良いものの、いろいろな理由が重なって結果を残すことが出来ていません。ポテンシャルが高いことは明らかですので、ヘレスで改善出来ればと願っています。」

(Photo courtesy of michelin)