序盤は大きく順位を落とすも、落ち着いて順位を上げていったホルヘ・マルティン。終盤はマルク・マルケスとの表彰台をめぐるバトルを展開。最終的にマルク・マルケスが転倒したことで2位を獲得することとなった。バトルをする中で多くを学ぶことが出来るとも語り、マルケスと共に表彰台に登りたかったと振り返る。[adchord]
マルクとのバトルを楽しめた
ホルヘ・マルティン
「いろいろなことが起きたレースでした。スタートは良かったもののルカ・マリーニに押し出されて10位まで順位を落としました。しかしそこからプッシュをしながら前に行けると落ちついて走行をしていきました。ルカ・マリーニの転倒は目の前で起きたもので、衝突するところでしたね。」
「その後のマルクとのバトルは過去にもバトルをする中で、ハードなバトルになると覚悟していました。彼とはお互いのスペースを確保しあった状態で良いバトルが出来ました。彼が後ろで転倒する音は聞こえたのでリラックスして走行をすることが出来ました。マルクにも表彰台に上がって欲しかったですけどね。」
「ルカ・マリーニとアレックス・マルケスの転倒は見ていなくて、コーナーを立ち上がったらルカが転倒していた形です。なんとか避けつつ、ルカ・マリーニに接触した気もしますが、1秒半近くを失って復帰したんです。」
「マルクはフロントにハードを履いていましたし、ブレーキングが深くて大変でしたが、素晴らしいバトルが出来ました。最終的に2位を獲得出来ましたけどバトルを楽しみました。マルクは偉大なチャンピオンですから、彼とバトルをする中で多くを学習することが可能です。最後に彼に勝てて本当に嬉しいです。」
「今日はレース完走が目標でした。3位、4位でも素晴らしい結果でした。表彰台での完走が本当に嬉しいですし、スプリントレースでの優勝が大きなモチベーションになっていました。今週末はトラック上でベストの1人として走行が出来ていると感じることが出来ました。今はこの流れを維持していきたいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)