スタートは良かったものの、序盤のアレックス・マルケスの動きによってアウト側に押し出され順位を落としたヨハン・ザルコ。その後はルカ・マリーニの転倒を避けた影響でタイムを落としたものの、前を行くマルク・マルケス、ホルヘ・マルティンに続いていったヨハン・ザルコ。表彰台争いに加わることは出来なかったが、ジャック・ミラー、マルク・マルケスらの転倒に助けられて、地元フランスで迎えた1000回目のグランプリで表彰台を飾った。[adchord]

最後はホルヘに及ばなかった

ヨハン・ザルコ

「昨日のレースと比べてスタートは良かったです。序盤にポジションを挽回することもできましたし、マルコ・ベッツェッキにアタックすることも出来ました。ただターン6でアレックス・マルケスが接近してきたので転倒を避けるために外側に逃げました。スタートは良かったのにポジションを落としたのは残念でした。」

「その後はルカ・マリーニとアレックス・マルケスの接触で多くのライダーが彼らを避ける必要がありました。ペス自体は良かったので表彰台争いがしたかったんですが、フェルナンデスが良いペースで走っており、彼をオーバーテイクするのは簡単ではありませんでした。」

「終盤にホルヘ・マルティンとマルク・マルケスに接近しようとしていましたが、マルク・マルケスが転倒したことで表彰台圏内となりました。最後にホルヘにアタックしたかったものの及びませんでした。表彰台は常に嬉しいですが、フランスでの表彰台は最高ですね。ここまでの雰囲気を経験することは人生で何度もあることではありません。」

「マルケスはホルヘに抜かれた後にクロスラインで戻っていこうとしたんでしょう。ただフロントハードが影響して転倒してしまったんでしょう。これもレースですから仕方ありません。そのおかげで表彰台を獲得することが出来ましたしね。」

(Photo courtesy of michelin)