Kawasaki Puccetti Racingはトム・サイクスとの協力関係を終え、2014年にMoto2世界チャンピオンとなったティト・ラバトをチームに迎える。ラバトはKawasaki Puccetti Racingですでにレースを何度かしているライダーで、2021年に3戦、2022年にミサノで1戦レースに出場している。
2004年にCEV125でレースを始めたラバトは、2006年に世界選手権に参戦。2011年からMoto2に参戦し、2014年には世界チャンピオンに輝いている。2016年にはMotoGPクラスにステップアップするも、目立った成績を残すことはできず2021年を最後にMotoGPでの参戦を終了。その後はFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で35戦走行をしている。今シーズンはMotoEへのエントリー、スペインのESBK1000に参戦しており、2022年はESBK1000でチャンピオンとなった。[adchord]
マヌエル・プチェッティ
「ラバトは2021年、2022年に負傷したライダーの代役として参戦してくれましたが、簡単ではなかったと思います。彼はバイクの事前テストもせずにレースに挑んでおり、それにも関わらずプロフェッショナルな仕事をしてくれました。Moto2、MotoGPでも貴重な危険を持っており、ミサノで彼がチームに合流することは大きな喜びです。共にバイクの開発を続け、結果を改善していきたいと思います。」
ティト・ラバト
「Kawasaki Puccetti Racingに戻ることができて本当に嬉しいです。FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に戻れることも嬉しいですし、レースを続けていける環境が嬉しいです。MotoEはレース数が多くありませんからね。チームがバイクを開発する中で共に進んでいきたいですし、このチャンスを最大限に活かしたいと思います。チームとは素晴らしい思い出もありますし、再びチームとさらなる成功を追うには最高に機会だと思います。楽しみつつも全力を尽くしますが、可能な限り多くのデータを収集するために全レース完走を目指します。」
（Photo courtesy of KRT）