予選6番手スタートから優勝したホルヘ・マルティン。ジャック・ミラー、フランチェスコ・バニャイアを切り返しのタイミングで最高の形で抜き去ると、後半は後続を寄せ付けず圧倒的なレースを展開した。1人で走る中でも限界までプッシュを行い、危ない瞬間もあったとのこと。決勝レースのメインライバルはやはりフランチェスコ・バニャイアとなりそうだ。[adchord]
ペッコが最大のライバル
ホルヘ・マルティン
「レース内容には満足です。1周目から良い位置で走ることが出来たと思います。危ない瞬間もあって簡単ではありませんでしたが、ジャックとペッコをオーバーテイクすることが出来ました。限界ではありましたけど、あそこで抜く必要がありました。あの時点ではペースを発揮して良い感触だったんです。ソフトリアは最高と言えるフィーリングではありませんでしたが、それは皆同じでしょう。」
「最後は大きなギャップを作ることが出来ましたけど、明日のレースに向けて素晴らしいレースが出来たと思います。スタート自体マルコ・ベッツェッキ、ヨハン・ザルコよりも良いと思っていたんです。スタート直後はアグレッシブに攻めて肘を突き出してガードしながら走りました。皆同様にアグレッシブですからね。ターン1までに少し順位を落とした部分もありましたけど、レース全体を通じて良い走りが出来たと思います。」
「ターン11、ターン7では転倒しそうになりましたけど、明日にこの教訓を活かしたいと思います。5連続表彰台と良い状況ではありますが、とにかく今は自分のライディングに集中しています。明日は完走が目標になりますが、現時点ではフランチェスコ・バニャイアが最大のライバルでしょうね。今日もフランチェスコ・バニャイアは苦労せずに2位を獲得しているように見えましたから。」
(Photo courtesy of michelin)