ホンダ陣営はマルク・マルケスがウォームアップ走行中に転倒、週末4度目の転倒、左手親指の骨折あり、マルク・マルケスはレースを棄権。トラック上で最後のホンダライダーとなった中上 貴晶も、マルクが転倒した箇所でリスクを感じていた。ますますシビアさを増すMotoGPにおいて、信頼を置いてプッシュ出来るバイクかそうでないかは大きな違いとなるが、現状のホンダのRC213Vは、命を預けてプッシュ出来る安全性は無いとライダーから評価されたと言っても過言ではない。

[adchord]

他3人の素早い回復を願っている

中上 貴晶

「マルクが転倒する直前に彼の背後にいましたが、マルクは何も操作を間違ったりしていませんでした。スピードも何も問題なく、それでいていきなりリアが流れて、リアのスピンが止まることなくハイサイドになっていました。同じバイクに乗っているわけですし、あのコーナーではリアがトリッキーな動きをすると感じていたので怖いですね。練習走行、レースでもああいった挙動を常に感じていましたし、実際転倒もしています。」

「バイクは動き続けていてグリップが低い状況です。もっと安全なバイクが欲しいと感じています。これでホンダライダーは自分だけになってしまいましたが、他3人のライダーの素早い回復を願っています。非常に厳しい時だと思いますが諦めず、HRC、ホンダと共により競争力の高いバイクを作っていきたいと思います。正直ポイント圏外を走行したり、15位付近で走りたくはありません。大きなリスクを負いたくはありませんが、今できることはプッシュを続けること、集中して競争力を発揮したいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)