ホルヘ・マルティンは今回のターン1の多重クラッシュでハイライトとして語られているが、本人は自分はインサイドでレーシングラインを走行していたと語る。彼によるとアウトから被せてきたライダーが今回の多重クラッシュの原因として追求されるべきとのこと。また、ルカ・マリーニとの接触に関してもイン側でクリーンに走行していたとの主張だ。

自分が罰せられるべきではない

ホルヘ・マルティン

「自分の観点からはコーナーにまっすぐに進入して、インサイドでから快適にコーナリング出来るつもりでした。しかしアウト側のライダーがラインをクローズし、その結果ファビオがイン側に迫ってきて彼がコントロールを失っていました。色々な事が同時に起こった結果ですが、自分の主張としては自分は悪くないと思っています。」

「自分はそもそもインサイドで走行していましたし、そこにアウトから被せられたという主張です。転倒、接触したライダー達が無事であることを願っていますが、自分の責任ではないと思います。」

「ルカ・マリーニとの接触も映像を20回は見ました。インサイドにいたのは自分で、ルカも自分に譲ろうとしてはいましたが、彼の肘が自分のフットペグに接触したんです。自分はインサイドでクリーンな走行をしていましたし、彼を押し出してはいません。」

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「多くのチームが自分に腹を立てているようですが、自分に責任はないと思っています。誰かが罰せられるべきだと思いますが、今回のケースで自分が罰せられるべきと思いません。それに後続まで3秒の差がありますから、加算方式でペナルティーがあったとしても、自分の3位という順位は変わりません。」

「それに、レース終了までは十分な時間があったのですから、自分を罰するのであればレースの中で処罰を下すべきで、決勝レースにペナルティーが持ち越されるべきではありません。」

「明日はトップ5が目標です。ミディアムフロントで良い走りが出来ると考えています。今日はソフトフロントでしたが、終盤はかなり苦戦していましたからね。」

(Photo courtesy of michelin)