ファビオ・クアルタラロはカタルーニャGPの週末の中で苦戦をしていたが、決勝レースでは昨年のセットアップに戻すことによって復調。波乱の多いレースではあったが、7位を獲得した。昨年のセットアップがそのまま当てはまるということはバイク自体が大きく変わっていないとも言え、今回はプラスの要素で語られているが、開発が大きく進んでいるわけではないという見方も出来るだろう。

出来ることはすべてやりきった

ファビオ・クアルタラロ

「今回のレースは良かったですね。最初のラップも良かったですし、何よりスタートが良かったですね。今日できることをすべてやりきったと思います。ミサノはがどうかというよりは、過去はあらゆるサーキットでスピードを発揮していましたから、好調だった時と比較すると全く状況が違うと思いますね。」

「重要なことはベストを尽くすこと、落ち着いて最高の結果を引き出すことです。今日に関しては昨年のベースにガラッと戻したところ良いペースで走行することができました。このバイクのことはよくわかっていますし、古いセットアップがそのまま役に立ちました。」

(Photo courtesy of michelin)