これでスプリントレース4連勝となったホルヘ・マルティン。同時にチャンピオンシップにおいても首位のフランチェスコ・バニャイアに代わって首位に立つことになった。スプリントの中であってもタイヤをマネジメントして、マーべリック・ビニャーレスにアタック、終盤も追い上げてきたルカ・マリーニとの差を保って優勝を手にした。なお、引き続きプレッシャーはペッコの肩にのしかかっていると、ペッコに対してプレッシャーをかけるところも抜け目がない。

明日はさらに差を広げていきたい

ホルヘ・マルティン

「今日ここまでのスピードは予想していませんでした。もちろん表彰台を狙ってはいましたけどね。ただスタート直後にライバルよりも引き出しがある状態であることに気づきました。このトラックは簡単なトラックではありませんが、スムーズにオーバーテイクをしようと心がけていました。」

「徐々にポジションを上げていきました。タイヤを温存して走っていたので、最後にマーべリック・ビニャーレスが苦戦していたのでオーバーテイクをしかけたんです。終盤はルカが追い上げてきましたが、優勝には十分な差を維持することができました。」

「チャンピオンシップをリードしていることは本当に嬉しいですが、明日はさらにプッシュしてこの差を広げていきたいと思っています。自分にプレッシャーはありません。プレッシャーは引き続きペッコにあると思っています。彼はポイントを挽回する必要があり、ファクトリーチームのライダーですからね。」

(Photo courtesy of michelin)