鎖骨骨折から3週間、インドネシアGPでポールポジションを獲得したルカ・マリーニは、そのスピードを維持してスプリントレースで優勝を飾った。終盤にはホルヘ・マルティンに追いついていたが、終盤にミスをしたことで追いつくチャンスを逃している。走行後は体力的にも限界を感じていた様子が感じられた。[adchord]

明日の走り方は大きく変わる

ルカ・マリーニ

「今日は本当に素晴らしい走行ができました。インドGPではバイクのフィーリングが素晴らしかったので、鎖骨を最悪のタイミングで骨折してしまったと感じます。とは言え、今日は自分のポテンシャルの高さをしっかりと発揮することができたと思います。終盤にはホルヘに追いつくこともできました。最後はターン15でリアが流れてしまって1秒近くロスしました。今日は自分の100%の力を発揮して走りました。体力的にもかなり限界の状況だったんですが、ショートレースであれば全力を尽くせると思っていました。」

「明日はレースも長いですし、走り方が大きく変わるでしょう。怪我をした時は力強い気持ちで戻ってくることができます。なぜなら自分が発揮出来る素晴らしい結果を発揮できなかったという気持ちがあるからです。MotoGPは今や接近していますから、どのレースであっても表彰台を獲得出来る可能性があります。今は素晴らしいリズムに乗っているので、終盤戦を素晴らしいリズムで戦っていきたいですね。フィリップアイランドでは肩の調子が良いことを願っています。」

(Photo courtesy of michelin)