来年ジョアン・ミルのチームメイトがいまだ誰になるか決まっていないレプソル・ホンダチームだが、その候補としてアルベルト・プーチはMoto2ライダーのアルデゲルの噂を否定。候補としてはファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ルカ・マリーニ、ポル・エスパルガロの名前を挙げた。この中でフルタイム契約が決まっていないのはファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ポル・エスパルガロとなるが、既にホンダのバイクを理解しているライダーであることを考えると、ポル・エスパルガロにオファーがあっても不思議ではないだろう。

どうすべきか悩んでいるところ

ポル・エスパルガロ

「ホンダが来年の候補に自分を考えてくれるのは光栄です。一度袂を分かったチームに再び合流するのは悪くないですしね。プーチとの関係性も良いですし。ただ、現時点ではKTMとの契約があり、KTMとの関係性も良く、自分の現状に満足しています。」

「将来的にもKTMと一緒にやっていきたいと思っていますしね。このチャンスを掴むべきなのか悩んでいますし、そうなると2025年はまた多くの選択肢があることになります。KTMはいずれ確実にMotoGPで世界チャンピオンになれると確信していますが、そこに自分も何らかの形で関わっていたいという思いもあるんです。」

「KTMにはまだまだ貢献出来ると思っていますし、その逆もあるでしょう。ですから、自分にとってもKTMにとっても互いにまだ協力して出来ることは多いと思っています。今回の冬でようやくフィジカル面が自分の通常のレベルに回復してきたと感じているんです。今は将来的にどうすべきか悩んでいるところですね。」

(Photo courtesy of michelin)