6シーズンを共にした後、Mooney VR46 Racing Teamは、2023シーズン終了後にルカ・マリーニがチームを離れることを発表した。これでルカ・マリーニにとっては今回がチームと共に走る最後のレースとなる。なお、現時点でレプソル・ホンダからの正式発表はない。

ルカ・マリーニ

「キャリアの大半をこのチームで過ごし、これまでのキャリアで最も重要な瞬間の多くがこのグループの人々と関連しています。共に成長してきたチームですが、今回がチームとの最後のレースになります。」

「この決断をする前にたくさん考え、これから直面する新しい挑戦を評価しました。自分の成長を後押ししてくれ、この種のスポーツの特徴である技術的な側面、複雑さについての知識を持つ素晴らしいチームを後にすることになりますが、過去を否定することなく未来に目を向けて、新しい挑戦を情熱を持って迎えたいと思います。」

アレッシオ・サルッチ

「ルカが成長するのを子供の頃から見てきました。彼がMotoGPで最も強いライダーの一人になるのを見るのは楽しかったですね。このプロジェクトで彼と6シーズンを共有できて幸せです。Moto2での最初の満足感、2020年のチャンピオンシップでの2位、そしてMotoGPデビュー、トップクラスでのチームの誕生、そしてMotoGPの主役として走った2023年でした。」

「ルカは類稀なるプロフェッショナルで、ライダー以前に真の熱狂的なバイクの愛好家です。本当に勤勉な選手で、彼を手放すのは残念ですが、彼は将来、本当に手強いライバルになるでしょう。しかし、今回のようなチャンスは考慮しないにはあまりにも重要であり、彼とチームの心からの幸運を祈っています。」

(Photo courtesy of michelin)