マルク・マルケスは今シーズンについては新たなシーズンであり、難しいシーズンからの立ち上がりということもあって、ステップ・バイ・ステップで進めていきたいと語る。まずはバイクに慣れ、トップ5、表彰台という形で徐々に焦らず結果を出していきたいと考えている。
マルク・マルケス、新シーズンへの挑戦:ステップ・バイ・ステップで表彰台を目指す
マルク・マルケス
「もちろん多くの期待があることはわかっていますが、今はとにかく自分に集中して作業をする必要があります。多くの人の期待、チームからの期待もわかっています。しかし自分自身難しいシーズン終えてここにいるわけですし、過去2年間は楽しんでレースをすることが出来ませんでした。」
「まずはステップ・バイ・ステップで進めていき、学習を進めていきたいと思います。すべてのDucatiライダーはスピードがありますし、ペッコ、マルティンは特にスピードがあります。彼らからDucatiの乗り方を学習する必要があると思っています。」
「弟と同じチームというのは嬉しいですね。2020年もチャンスがありましたが、怪我に泣いたシーズンでした。またこういった機会があるとは思いませんでしたが、素晴らしい関係のチームメイトを持てることは嬉しいです。ただ、レーストラックではライバルであることに変わりはありません。」
「今年表彰台に登ることが出来たら素晴らしいですけど、まずはステップ・バイ・ステップで進めていきます。まずはバイクを理解すること、そしてトップ5を狙うこと、そして表彰台を狙うことです。表彰台を望むことは素晴らしい夢ですが、難しい夢でもあると思います。」
「チャンピオンという意味ではペッコが2年連続でタイトルを獲得していて強力ですが、後半戦は特にマルティンの強さも目立ちました。この2人がチャンピオンシップ争いの主役になると思います。自分は非常に厳しい状況から戻ってきたわけです。今のところ彼らと戦える未来は見せていません。」