アルヴァロ・バウティスタが総合1位、ブレガは6番手

オランダ・アッセンで行われたピレリ・ダッチラウンドの金曜フリー練習は、変わりやすい天候によって複雑な状況となった。FP1では乾いたコンディションでの走行を目指してライダーたちが長時間ピットで待機し、その後のFP2ではセッション途中から雨が降り始めるという状況に見舞われた。

アルバロ・バウティスタはFP2の前半を最大限に活用し、強風の中でも日中最速のラップタイムを記録。強風の中、特にストレートでの走行は困難なものだった。一方、2週間前に腕上がりの手術を受けたニコロ・ブレガは、ドゥカティ・パニガーレV4Rに乗り込み、直ちにポジティブな感触を得た。なお、FP2では彼にとって初めてとなるウェットタイヤでのWorldSBKセッションに挑戦している。

アルバロ・バウティスタ(総合1位)

「今日は天候条件が複雑で、特に雨による路面のグリップの低下が大変でした。強風の中を走るのも容易ではありませんでしたが、最終的にはこのような状況にも適応する必要があります。それでも、これらの困難にもかかわらず、バイクのフィーリングは良かったので満足しています。明日はもっと安定した天候であることを望みます。」

ニコロ・ブレガ(総合6位)

「手術後の腕の状態を確認することが最初の目標でしたが、最初のラップから感触は良好でした。まだ100パーセントの状態ではありませんが、それは大きな問題ではありません。初めて非常に特殊な状況でパニガーレV4Rを運転することで、経験を積むことができました。」

(Photo courtesy of ducati)