ホルヘ・マルティンは、多くの観客の前でマルク・マルケスとフランチェスコ・バニャイアを破り、見事な勝利を手にした。ペッコの後ろで2位走行を行ったことで多くのメリットを得たようだ。ホルヘ・マルティンはファクトリーチームへの移籍を強く望んでおり、今回の結果がどの程度それにう役立つかわからないものの、Ducatiマネジメントへのメッセージになっただろうと語る。

Ducatiマネジメントへのメッセージになったと思う

ホルヘ・マルティン

「昨年のミサノ同様にキャリアでもベストと言える週末でした。今日は多くのお客さんが入っていましたし、マルク・マルケスとフランチェスコ・バニャイアを抑えての優勝は最高でした。今日は極めて長いレースでした。スタートはあまり良くなかったんですが、今日はペッコの後ろで2位で走行を続けたことが良かったですね。」

「彼がいくつかのコーナーで苦戦しているのが見て取れたのでアタックをしかけました。最初は出口で膨らんでしまったんですが、2回目のアタックでは抑え込みました。その後は彼を抑えるべくプッシュしていたんですが、残り3周でワイドになってしまい追いつかれてしまいました。あの時点では疲れてしまっていたんですが、最終ラップは可能な限りの力でプッシュしました。」

「多くのライダーがスタートする前は自分に対して不安があるものです。自分の強さに対して自信はあるんですが、心配になることも多いんです。フィニッシュラインを通過した時は”俺が一番だ!”と叫んでいました。自分のスピードを証明する必要はないんですが、将来のこともありますからね。」

「Ducatiマネジメントに向けてのメッセージになったとは思いますが、自分は常に変わりません。彼らが選択するだけですし、もうすでに決定しているのかもしれません。いずれにせよファクトリーチームにいきたいと思っていますが、何らかの理由で叶わない時は、自分の才能が他のチームに行くだけです。」

「自分は毎年進化していると思います、どこが限界がわかりませんが、引き続き自分のスキル、メンタル、人間として改善していきたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)