モンスターエナジーヤマハMotoGPチームは、2024年MotoGPワールドチャンピオンシップの第7ラウンドであるムジェロサーキットに到着。ヤマハモーターレーシングスタッフにとって、グランプレミオ・ディタリアはチームのホームGPとなるレースウィークエンドだ。

ファビオ・クアルタラロは、ヤマハでムジェロサーキットでの素晴らしい思い出を持っている。2021年のイタリアGPでの見事な勝利の他、2022年には2位を記録している。なお、ファビオはチームと共に約2週間前にムジェロトラックでテストを行っている。

カタルーニャGPレースで技術的な問題により苦しんだアレックス・リンスは、今週末のムジェロで再挑戦することを熱望している。リンスはムジェロでMotoGPクラスで表彰台に立ったことはないが、2019年に4位を獲得し、あと一歩のところまで迫った。今週末は再び確固たるポイントを獲得し、現在のランキング21位から上昇を目指す。

高速トラックのムジェロで新型フェアリングに期待

ファビオ・クアルタラロ

「バルセロナで良いレースをしたので、とても満足しています。先週末を基にしてさらに良い結果を目指したいです。金曜日にQ2に進出することが最も重要です。新しいエアロパーツはモントメロで試したもので、少し時間がかかりましたが、カタルーニャGPの週末は良いスタートでした。ムジェロでもその効果が見られることを期待しています。」

アレックス・リンス

「約2週間前のムジェロでのプライベートテストでは、フェアリングの効果が少し向上したことを確認しました。モントメロトラックでは、ウィリーやコーナースピードの面ではフェアリングの重要性はそれほどではありませんでしたが、ムジェロではより重要になります。フェアリングは非常に良い働きをしましたので、良い週末になると信じています。先週よりもグリップが良くなることを願っています。」

(Photo courtesy of yamaha)