6連続の表彰台獲得のマルク・マルケスだが、フランチェスコ・バニャイアには最後まで届かなかった。しかし安定してスピードを発揮して2位を獲得していることは非常にポジティブで、優勝についてはいずれ出来るだろうと楽観的だ。決勝に向けてはスタートの改善、そしてフランチェスコ・バニャイアのペースにどこまで迫れるかが課題となりそうだ。

ポイント獲得を最重要視していた

ペドロ・アコスタ

「レースに関しては土曜からしっかりと改善して挑むことが出来ました。スタートも良かったんですが、その後ヒルトップでフロントに妙な挙動がありブレーキングに集中出来ませんでした。これで順位を落としてしまいました。今日はポイントを獲得することを重要視していました。トップ選手達に対抗するためにバイクを改善出来ていることが嬉しいですね。」

「ブラッド・ビンダーをオーバーテイクするのはターン1は怖かったんです。バイクが動きまくっていて挙動が読めなかったんです。その後、彼を抜いた後はトップ選手を追う中でマルティンが転倒しました。これでポイントをさらに獲得出来ました。」

「最終的にペッコについていけるかわかりませんが、非常に要求が大きいレースになるでしょう。タイヤマネジメントが重要で、ライバルの選択にも注目したいですね。」

「KTMとの契約は本当に嬉しくてホームに戻る感覚です。KTMと契約をしたのは2021年が最初でした。GASGASで走るのは簡単なではありませんでしたが、ストレートにKTMに移籍することは叶わなかったことは理解しています。ただ、KTMは現時点でも自分のガレージに全力投球してくれていますから、それは本当にありがたく思っています。」

(Photo courtesy of michelin)