HRCとジョアン・ミルが契約更新
Honda Racing Corporation(HRC)は、ジョアン・ミルとの2年間の契約延長に合意し、MotoGP世界選手権のファクトリーチームでの参戦を継続する。
ジョアン・ミルは2016年にMoto3クラスでフルタイムデビューし、10レースで優勝、翌年に初の世界選手権タイトルを獲得。2018年にMoto2クラスに昇格し、2019年にプレミアクラスであるMotoGPにステップアップ、2020年には世界チャンピオンに輝いている。2023年からレプソル・ホンダチームでMotoGPクラスに参戦。これまでに12回のグランプリ優勝と33回の表彰台を獲得している。
2025年シーズンでは、ジョアン・ミルとルカ・マリーニが引き続き共にHRCで走行する。また、ステファン・ブラドルに加え、アレイシ・エスパルガロがテストライダーとしてマシン開発を支援する。
ジョアン・ミル
「次の2年間、ホンダとHRCで戦うことができることを非常に嬉しく思います。このパートナーシップを続けることが目標であり、今回それを達成できました。HRCとは2023年からのパートナーシップで、これからも自分の意見をHRCに反映させることでRC213Vの改善に貢献できると信じています。自分が何をすべきか、ホンダが何を達成できるかを知っているので、共にそれを実現します。今シーズンの残りも未来に向けて努力を続けます。」
HRC 代表取締役社長 渡辺康治
「2025年から2年間、ジョアン・ミルと共にMotoGPに参戦できることを非常に嬉しく思います。今年はホンダとHRCにとってこれまで経験したことのない厳しいシーズンですが、その中でもミルはチームを信頼し、どんな時も諦めずに戦う姿勢を見せてくれています。その姿勢に感謝する。ミルと共に、全てのステークホルダーと協力して復活を目指し、ファンの期待に応えられるよう最善を尽くします。改めて、いつも応援してくださるファンの皆様に感謝すると共にこれからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。」
(Photo courtesy of HRC)