2位浮上後クラッシュでリタイア
バスティアニーニは、2列目から好スタートを切り、すぐに2位に浮上した。序盤はペースが落ちたものの、9周目からペースを取り戻し、3位まで順位を上げ、リーダーとの差は周回ごとに縮まっていった。しかし、20周目に1:30.539の新しいレースラップレコードを樹立した直後、第1コーナーで転倒し、リタイアを余儀なくされた。
エネア・バスティアニーニ
「残念ながら、第1コーナーの進入速度が速すぎました。今日の目標は勝利だったのですが、レース序盤は苦戦しました。フロントが何度も滑り、思うような速さが出せませんでした。しかし、10周目あたりから状況が大幅に改善され、バイクがより安定し、アクセルをもっと果敢に開けることができました。」
「フランコを追い抜くのに少し時間がかかりましたが、クリアなトラックに出た後は、先頭集団とのギャップが縮まりました。その後、フロントが滑ってしまい転倒してしまいました。あのペースならアコスタには追いつけたと思いますが、マルティンは厳しかったかもしれません。」
(Photo courtesy of Ducati)